焼肉との相性も抜群!ヘルシーで食べやすい冷麺

焼肉との相性も抜群!ヘルシーで食べやすい冷麺

焼肉屋のメニューでよく見かける冷麺ですが、食べることはあってもそのルーツや、何故焼肉屋のメニューに加わっているのかということをご存知という方はあまり多くはないのではないでしょうか。そんな冷麺について、どのような種類があるのか、焼肉屋のメニューに加わっている理由などについてご紹介します。

冷麺とは

冷麺というのは、朝鮮半島(現在の北朝鮮)が発祥の麺料理のことです。種類によって多少異なりますが、冷たいスープと麺にゆで卵やきゅうり、キムチなどの具材をのせたものが基本となります。元々は冬の寒い季節に暖かい部屋の中で食べることを想定してできた料理ですが、現在では夏の料理として認識されています。そのため韓国では基本的に夏の期間しか提供されていませんが、冷麺専門店であれば冬でも食べられるようになっています。

韓国の冷麺には大きく分けて「平壌冷麺」と「咸興冷麺」という2つの種類が存在しており、発祥地だけでなく味や材料なども異なる冷麺となります。韓国でもそれぞれの専門店がありますが、どちらのお店でも2種類の冷麺を提供している場合が多く、冷麺の種類で選ぶというよりもお店ごとに異なる味のため、自身の好みで入るお店を選ぶようになります。

日本では1939年に神戸に専門店で提供されたのが始まりとなり、その後多くの焼肉屋にて定番メニューとして取り入れられることになりました。広く食べられることになったことで、より日本人好みにアレンジされた「盛岡冷麺」などの日本独自の冷麺もいくつか生まれています。いまでは代表的な麺料理の一つとして認識されており、独自の味を生み出した専門店が出来るなど、日本においてもしっかりと根付いているといえます。

冷麺の種類

冷麺にはいくつかの種類があり、それぞれ麺の原料や具材などが少し異なります。韓国と日本という国による違いや、国内での地域による違いで派生しているというのが特徴です。

平壌冷麺(ぴょんやんれいめん)

平壌冷麺はムルレンミョンと呼ばれる、冷たいスープで食べるタイプの冷麺です。麺はそば粉とヤエナリという植物の緑豆粉を原料としており、つなぎにはでん粉や小麦粉を使用。黒っぽく太い見た目が特徴的です。茹でた生麺をすぐに冷水で冷やして締めているので、シャキッとした噛み切りやすさがあります。

具材は味付けしたお肉やゆで卵、キムチや梨などです。お肉から取っただしと大根、トンチミという水キムチの汁を加えた冷たいスープと麺、具材を混ぜ合わせて食べます。

咸興冷麺(かんこうれいめん)

咸興冷麺はフェネンミョンというスープを使わないタイプの冷麺です。麺の原料ですが、そば粉に加えて、じゃがいもやとうもろこしなどのでんぷんも使っていますので、細く白っぽい見た目となります。非常にコシが強いので噛み切りにくいものの、ツルツルとした喉ごしを楽しむことができます。スープがない代わりに、コチュジャンやお酢、ごま油、砂糖などを混ぜ合わせた辛口のタレをかけます。

具材はゆで卵、きゅうり、エイなどの刺し身などです。タレを使っていることにより具材と麺が非常に絡みやすく濃厚な味わいです。

盛岡冷麺(もりおかれいめん)

盛岡冷麺は咸興出身の方が、平壌冷麺と咸興冷麺の特徴をうまく融合し作り出した冷麺です。パスタなどと同じく小麦粉をメインの原料とし、つなぎにでん粉や片栗粉を使用した麺はそば粉を一切使用しないため、白黄色の見た目をしています。

提供し始めた当初は「ゴムのような食感」をいう評価を受けたほど強いコシが特徴で、現在ではその強いコシが魅力の一つとなりました。牛骨と鶏ガラから出汁を取った冷製スープを使い、キャベツと大根のキムチやゆでたまご、牛肉のチャーシュー、三杯酢に漬けたきゅうりなどの具材が添えられています。

別府冷麺(べっぷれいめん)

別府冷麺は大分県の別府で誕生した日本独自の冷麺です。麺は小麦粉とそば粉とでん粉が原料となります。専門店系と焼肉店系に分類されており、専門店系ですと麺は太めのモチモチとした食感で具材にはキャベツのキムチが含まれます。

一方、焼肉店系の場合には中細でツルッとした麺を使い白菜キムチが具材に含まれます。いずれの場合もスープに関しては共通しており、魚介を用いた和風だしをベースにしたスープです。

焼肉屋に何故冷麺があるの?

焼肉屋のメニューには基本的に冷麺が存在しています。もはや当たり前といっても過言ではありませんが、冷静に考えると焼肉と冷麺には何の関係もないのでは、と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。冷麺が焼肉屋のメニューにある理由としては、ルーツである韓国のスタイルを踏襲していることが挙げられます。焼肉も冷麺も韓国あるいは北朝鮮が発祥ですし、味の相性も抜群であることからクッパやビビンバ等と同様にサイドメニューとして加わったと考えられています。

焼肉屋で冷麺を食べるタイミング

焼肉屋でお肉と冷麺を食べる際の組み合わせですが、大きく分けて「お肉と冷麺を同時に食べる」というものと「締めとして冷麺を食べる」に分かれます。好みによって異なる部分ですので、どちらかが良いというわけではありません。しかし近年では、お店側も明確にお肉と一緒に楽しむことを前提とした味付けの冷麺を提供しているケースも存在しています。

お肉と一緒に楽しむ冷麺ですと、お肉用のタレなどと冷麺のスープの調和を考えて一緒に食べることで最も美味しくなるように計算されているため、締めに食べてしまうと本来の味ではなくなってしまいます。その逆の場合もまた然りです。お肉をメインと考えているのであれば、そこまで気にしなくても良いかもしれませんが、冷麺もしっかりと味わいたいという場合にはお店の方に確認した上で選択するのが無難です。

まとめ

焼肉との相性も抜群!ヘルシーで食べやすい冷麺

発祥地である韓国や北朝鮮で食べられている本場の冷麺と、日本で独自で作られた冷麺など様々な種類の冷麺が存在しています。焼肉との相性も抜群ですので、焼肉のお供や締めに味わうことでより楽しめますし、専門店で麺料理として味わうこともできます。これまで冷麺を食べたことがない方は、ぜひ一度味わってみることをおすすめします。

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